不眠症の発症パターン(精神生理性不眠)

不眠症不眠症を克服

不眠症の発症パターン

眠れない状態を悪く考え、排除しようとして、自分で不眠傾向を助長してしまい、悪循環によって不眠症を発症させてしまうパターンを「精神生理性不眠」といいます。

典型的な不眠症の発症パターン「精神生理性不眠」

「精神生理性不眠」とは?誰にでも、たまには何かのはずみで眠れないことがあります。通常は、翌日の昼間は眠さを我慢して仕事や家事を行い、夜には、ふだん以上にぐっすり寝て、睡眠不足は解消されます。しかしが、「昨夜は眠れなかった。今夜はしっかり寝なくてはいけない」などと思い、昨夜の分まで睡眠時間をとろうと考えて、早めに布団に入ると、この時点で、すでに「眠る」ことを意識して、少々緊張感があり、ちょっと寝つきにくくなっています。眠かったはずなのに、布団に入っても寝つけないでいると、さらに「寝よう、寝よう」焦ってしまいます。焦れば、わずかながら血圧は上がり、筋肉も緊張して、体は「寝つく」とは逆の方向に生理的変化を起こし、そのために、ますます寝つきにくくなります。
こういった夜が数日でも続くと、自分の布団や寝室に対するマイナスの条件づけが形成され始めて、眠くてしょうがないのに自分の布団に入ると目が覚めてしまう、という悪循環に陥ってしまいます。これが、典型的な不眠症の発症パターンで、この種の不眠を「精神生理性不眠」といいます。

神経質な人ほど精神生理性不眠になりやすい

神経質な人ほどなりやすい!眠れないことを「そんなこともあるさ」「今夜、眠れなくても、明日は眠れる!」などというように気楽に考えられない、神経質で完全主義的な傾向がある人に多い睡眠障害です。「人間は、ちゃんと寝て、ちゃんと起きなければいけない」と思い、眠れない状態を「こんなことではいけない」と悪く考え、排除しようとして、自分で不眠傾向を助長してしまう、ともいえます。
こうした不眠症を訴える人は女性に多く、20代と50代に特に多いようです。若い世代には、睡眠と覚醒のリズムのずれに、「眠れないと明日、仕事に支障をきたす」というプレッシャーがかけ合わさっていることが多く、中高年世代では、子どもも大きくなって手を離れ、時間的に余裕ができて昼間の活動性が低下していることと、いわゆる「空の巣症候群」的な心理状態が背景にあることが多いようです。

スポンサードリンク

ページの先頭へ